知っておきたい学生ローンの歴史

学生ローンというと、一般のキャッシング・カードローンサービスの後でできた新しいサービスのようにも思えますが、実はその歴史は意外に古いものなんです。

1971年頃、東京都高田馬場駅周辺で学生ローンのサービスが始まったとされており、早稲田大学や学習院大学を始めとした周辺の大学生・専門学校生・予備校生を対象に融資が行われてきました。その名残のため現在も高田馬場駅周辺には学生ローン関連の看板が多く並んでいます。

学生ローンは、サービス開始当時から無担保・無保証人で定期収入のない学生が気軽に借りることのできる唯一の方法として情弱以外の学生には定着しており、利用するための手続きも簡単ということは知られています。

学生ローンでお金を借りて、きちんと返済をしていれば、借金をしたことが両親に通知されてバレることもまずないと言ってよいので、たいへん学生にやさしいサービスです。

学生ローンと聞くと、消費者金融から高い利息の金額を借り入れるものと悪いイメージを持ってしまいがちです。

しかも、社会経験の浅い学生が利用するものなので、「騙されるのではないか？」と抵抗感を持ってしまっている人もいます。ですが、学生ローンは親や親類、友人といった身近な人に負担をかけることなく、必要な金額を用意することのできる便利なシステムです。

まずは「悪いもの」という抵抗感を脇に置いておいて、その詳しいしくみについてよく調べてみましょう。仕組みをしっかり理解することができれば、それほど怖いものとは思わなくなります。

今どきの学生であれば、パソコンはもちろんのこと、スマホやケータイ、タブレットなどのモバイル端末も充分に使いこなしていることでしょう。

学生ローンでは、指定の口座に必要金額を振り込まれる方法で融資を受けるのですが、このときインターネットバンキングを利用することでさらに学生ローンを便利に使うことができます。ネットバンキングを使えばいちいち銀行のATMを確認することなく、オンラインで簡単に振込状況や返済金額の確認をすることができます。

つまり、ネットが繋がる環境があれば、どこにいても24時間365日、不便なことなく利用できるということです。